ウイルス対策ソフトとしては、Symantec社のNorton
AntiVirus、Norton Internet Security、トレンドマイクロ社のウイルスバスター、マカフィー社のMcAfee等が有名であるが、当然のことではあるが、どれも最低でも年間2,000円程度から、5,000円程度かかってしまう。
しかしながら、昨今は毎日数件ウイルスが添付されたメールが送られてくることは日常茶飯事であり、ウイルス対策ソフト無しで、Eメールのやり取りをやることは自殺行為と言っても過言ではなくなって来ている。
5,000円程度と言っても、自宅にコンピュータが複数あり、毎年更新となると、その費用も馬鹿にできない。
9月2日より、Microsoft®
Windows XPのService Pack 2なるものが提供開始され、Windows
XPをお使いのユーザは既にインストールされた方も沢山おられるだろう。Service
Pack 2をインストールすると、コンピュータのファイアウォール(もともとは火災のための防火壁という意味→コンピュータをインターネットの外敵から守る防火壁という意味で使用)機能が強化され、セキュリティが強化された。しかしながら、既にあるウイルス対策ソフトを開発、販売する会社に迷惑をかけないようにするためか、アンチ・ウイルス機能は含まれていない。
既に、Norton AntiVirusや、ウイルスバスターをお使いの方は、安心だが、まだ全くウイルス対策ソフトをインストールしていない人は、今日にも対策が必要である。
そこで、日本ではほとんど知られていないが、個人用であれば、一生お金を払わなくてよいFREE(無料)のウイルス対策ソフトをご紹介しよう。
Czech RepublicにあるGRISOFT, s.r.o.( http://www.grisoft.com/
)という会社が開発、販売するAVGというウイルス対策ソフトである。
その名をAVG Free-Edition という。
説明が全て英語ではあるが、http://free.grisoft.com/freeweb.php/doc/2/
より説明に従って進めば、一生無料で使え、しかも最新のウイルスデータを定期的にアップデートできる
AVG Free-Editionを入手することができる。
旧バージョンのものは、簡単なユーザー登録をして、ライセンスキーがE-mailで送られて来たが、AVG
7.0 Free Editionからは、この面倒な登録作業も必要なくなった。つまり、ダウンロードして、すぐにインストールすることができる。
ライセンス条件として書かれているが、AVG
Free-Editionは学校、チャリティー組織、教会、官公庁などの非営利団体であっても使用することはできない。あくまでも一個人が自宅用のコンピュータにインストールことしか許されていないので、注意が必要だ。
複数のコンピュータにインストールしたいという場合には、数々の製品版が販売されている。
http://www.grisoft.com/us/us_avg_index.php
家庭用、個人事業者用であれば、AVG SoHo Editionというものがあり、2ライセンスのものが$59.00-、5ライセンスのものが$109.00-である。ライセンス期間は、通常のウイルスソフトが1年なのに対して、2年あるので、実質的な単価は、2ライセンスの場合で約1,350円/PC/1年、5ライセンスの場合で\1,200円/PC/1年ととてもに良心的な価格である。(国内では、株式会社アークブレインなどの正規リセーラーを通じて、入手、日本語のサポートが得られる)
今のところ、ホームページ、マニュアル、Eメール等全く日本語の対応がないが、そう遠くない時期にこの問題も解決される模様である。
追伸:
旧バージョンのAVG Free-Edtion (Version 6) は、2004年12月31日でサポートが打ち切られました。
新バージョンのAVG Free-Edition (Version 7)
にアップグレードして下さい。
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